ロックンロールレコード~お茶の間に間に~のブログ

ロックンロールのレコードのお話し

濃い~のに恋して

美術館通いがお好きな方

作品集を日々眺めたり

本屋にも足繁く通い

美術のコーナーでうっとり

 

写真に携わっていた頃

美術作品のデジタル化を

ずいぶんと行ったりも

 

世界中の名だたる芸術家の作品も

直に手に取って

まじまじと見ることが出来るという

ありえない贅沢

 

多くの美術館や展覧会など

雰囲気づくりのための薄暗い照明のせいで

目の前でも鮮明に見えず

そもそも額に入れられていたりもして

さらにアクリルやらガラス越しだったりで

その上少し距離まで取らされ

あげく止まらずに進めなどと

 

博物館などの所蔵の

考古資料も

紙ものから立体物まで

新旧問わず

あらゆるものを

実際に扱いましたが

 

テレビなどでは

学芸員などが

薄い白手袋をして

指先でそっとつまむように

慎重に取り扱ってるのを

よく見かけたりしますが

 

そもそも

状態の良くない紙資料を

あんな手袋をして触れれば

繊維が紙に引っかかるのは必須

さらに本の体裁であれば

ページをめくることなど

出来ようはずもなく

実際は素手が基本

 

お家でゆっくり眺める図録は

写真をインクで印刷したもので

実寸すらピンと来ず

作風やらタッチどころか

素材感すらなく

 

デジタルの色再現性は

人の眼の色域を凌駕したとかなんとか

いうものの実際は

まったくもって似ても似つかないのは

数字ゆえの机上の論理で

そもそも人の能力を計ることが

できていないわけで

 

ナポレオンが遠征した際に

エジプトのすべてを持ち帰ろうと

芸術家やら職人やらを総動員して

エジプトを記録した

エジプト誌は

版画とは思えない緻密さで

デジカメなんかで撮影しても

数字的には解像できていても

眼でみたそれが

再現できていないのは明らか

 

フィルムよりも明らかに劣るデジタルは

劣化しないというだけのことで

 

今のデジタルデータが

劣化するしない以前に

すぐにデータとして

事足りないものになるのは

明らかで

 

オリジナルが劣化する前に

デジタル化で記録する

その作業のために

オリジナルを劣化させ

記録されたデータのほうが

先に使えない代物になるわけで

 

音楽も

劣化したマスターを

事あるごとに

引っ張り出しては

度重なるデジタル化や

リマスターで改ざんするよりも

 

劣化前に記録されたレコードの音を

レコードが劣化する前に

存分に楽しむのが

良いのでは

なかろうかと

 

オリジナル盤を聴く度に

思う次第でありまして

 

生きてる間に

どれだけ楽しめるか

 

どうせなら

薄味より

濃いほうが

 

感動も

濃い目となります

 


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