それぞれの時代に
それぞれの曲があり
その曲を聴くと
その時代が思い出され
その頃の気持ちがよみがえったり
それぞれの時代に
それぞれの音があり
その音を聴くと
その時代を感じる事が出来
その頃にいるような気持ちに
昔の曲も
今のオーディオで鳴らせば
昔の録音であっても
今の音で鳴るわけで
いわば古今折衷
とでも言いましょうか
レコードかCDか
とかなんとか
どっちがどうだと
レコード時代の曲も
CDで聴けば
それはCDの音
いいか悪いかでもなく
ただ違うということ
今様のきれいな音で聴きたいか
当時の空気の振動を感じたいのか
その違い
レコードと言っても
レコードにも
それぞれの時代のレコードがあり
見た目は同じでも
時代によって違うわけで
マスターの劣化は別にしても
そもそも違う時代のものは
それぞれの時代の音に
戦後はもっぱら
ラジオと蓄音機
ラジオは真空管で
蓄音機は一般的には小型のもの
当時のレコードはいわゆるSP盤
78回転でLPやシングルレコードより
情報量が多いので音も豊かで
素材も再生方法も違う
まったくの別もの
針がなぞって鳴らす小さな音を
ラッパで大きくする
シンプルなだけに
生々しい音
ですが低音はちと弱く
50年代になると
電蓄いわゆる電気蓄音機
電気で音を大きくする時代に
電気を使う分
生々しさはややおちるものの
低音もしっかり鳴り
迫力のある音に
ある意味最強
60年代になると
シングル盤やLPがSP盤に取ってかわり
日本は50年代のモノラル時代をすっ飛ばして
一足飛びにステレオ時代に
高度成長と言ってもまだまだ戦後
ステレオと言っても
簡易的なプレーヤーに
簡易的なステレオ針で
とりあえず誰もが気軽に音楽を聴く時代に
この頃一体型のものを
電蓄と呼んでいましたが
蓄音機ではなく
レコードプレーヤーが一体になったもの
本来の意味の電蓄ではないので
あしからず
イギリスでは60年代はモノラル盤が主流
なのにモノラルをすっ飛ばした日本は
いいのかわるいのか
最初っからステレオ盤一択
モノラル盤を買った記憶があっても
ステレオ機器で鳴らしているので
モノラル盤の力強い音の魅力はなく
モノラル音声のステレオ盤の
ステレオ再生だけど
モノラルに聴こえてるだけな薄味なもの
70年代は世界中がステレオ盤のみとなり
モノラル盤のプレス機も消滅
ただでさえ薄味傾向のステレオ盤が
さらに音は薄味に
何気にスピーカーも
磁石が変わり
これまた薄味傾向
レコード盤も溝が細くなり
盤も薄っぺらく
針も軽く
繊細で細やかで
高音質といえば聞こえはいいが
平均点の高い薄味三昧
80年代になると
カセットテープとラジカセの時代に
高音質だが不便でマニア向けだった
オープンリールテープを
扱い易くコンパクトにしたのが
カセットテープで
いつの時代も
便利さが勝ることで
科学の進歩は
いつでも音質はおざなりに
ラジカセの登場で
アンプやスピーカーの存在も希薄に
便利さとお得さで
ダビングは繰り返されるも
そもそもの音がたかが知れてるので
誰もがおかまいなし
レコードに入れる音も
ラジカセで聴く前提となり
モニタースピーカーにラジカセを使ったりの暴挙も
でラジカセ映えする音に
ってもはやなんのこっちゃな状態
90年代はCD時代に突入
レコードは一旦消滅
録音もデジタルで
高音質が売りに
レコードのノイズからの開放
取り扱いも便利に
この時代の録音を
後々レコードで出しても
そもそもデジタル音源なので
まったく無意味
デジタルリマスターが横行し
元々の音源は
劣化という虫食いから
さらに
デジタル虫食い状態に
2000年代以降は
デジタル音源が
もはや入れ物も必要とせず
ネット上のものに
唯物主義からは脱却も
薄味どころか
存在しない無色透明な
スケスケな味気なさに
きれいに聴こえても
心には響かない音
にしか感じられず
不便でも
ドロドロに
濃厚な
オリジナル盤で聴く
モノラル盤のレコードの音に
心を
わしづかみにされます
オリジナル盤のレコードを聴くお店!
ロックンロールレコード
~ お茶の間に間に ~
鳥取県米子市淀江町佐陀834-5
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