禁じ手などと言われる都市伝説も
まことしやかに語られ
コピペ時代な現代
誰もがさもしたり顔で
雄弁に語るのがインターネット
昭和の時代は
テレビが情報の中心で
てきとうな事を
安っぽく広めるのが
テレビマンの役割で
もれなくテレビっ子ですが
子供ながらに
信用に足るものとは
思えなかったのも
釘付けなテレビっ子ゆえ
右ならえなコピペ時代は
安っぽさも割り増しで
間違った情報も
もれなく瞬時に拡散し放題に
てきとーがモットーなのは
専門家だのプロだなどと
自分の口で真顔で言われる方の
専売特許に感じ
むずがゆくならないのかと
ついついうがってうかがってしまうわけですが
一般的に知らない方が多いのですが
ステレオ盤とモノラル盤は
溝の構造が違い
使う針もそれぞれ別
どちらもどちらを使っても
とりあえずの音はとりあえず鳴るので
とりあえず聴く事は可能ですが
やはりそれなりの鳴りとなりにけりですが
フジカライロキレダイジョブなわけでもなく
それぞれはそれぞれで聴くのが
それぞれいいに越した事はなく
短距離ランナーの長距離走とか
通話オンリーな５Gスマホ
キャンプ場御用達な方の無人島生活
職人による漆塗りのお箸でヨーグルトを頂く
てな日常よく垣間見られる情景と同様かと
ステレオ盤をモノラル針で聴くのは
禁じ手
と誰もが当たり前におっしゃっておられ奉るも
専門家いわく
レコードを傷めてしまうので
とこれまた判で押したような
オウム返しのステレオタイプなステレオ専門家は
ステレオ同様に
軽い調子で広く喧伝されており
ですが誰一人
傷ついたとは言わず
傷めてしまうと可能性にのみ言及するにとどまり
経験談やら失敗談ではなく
伝聞証拠ばかりで証拠能力に乏しく
公判の維持は困難ゆえ控訴は棄却かと察するに
あの山に登ってはいけない
という村の長老による言い伝えの如く
誰も登った人に会った事がない恐怖
てな具合で
当たり前なしたり顔は見かけるも
具体的に経験談を言われている方は
探せど探せど
ついぞ見かけないので
さっさと自分でやってみるべしと
いざ山に登らんと
ステレオ盤にモノラル針を
恐る恐るチャッチャと落としてみるも
別段削れたカスが出るでもなく
ノイズが増えていくわけでもなし
大好き過ぎて何百ぺんと
盤面がすり減るほど聴きまくったよ
という間違った刷り込みによる
大げさな思い込みによる虚言と同様に
レコードは
どんなに繰り返し聴いても
溝をすり減らす事はなく
蓄音機時代のSP盤の話しを
理由もわからず
コピペし続けているオウムさんによる伝承で
ステレオ盤をモノラル針で
何べん聴いたとて
今のところ
なんの支障もなく
とはいえ
これらは当時のステレオ盤の話しで
70年代以降のステレオ盤は溝が細く
50年代頃のモノラル針では
まともにトレースすら出来ないか
出来たとて当然溝を削りまくり
削りカスとその後のノイズも
もれなく盛りだくさんとなりますので
オウムさんでなくとも
そこはやはり禁じ手でよろしいかと
なあしからずで
ですが何事も
たやすくコーラの一気飲みのように
うのみ丸呑み四角のみにせず
まずはとりあえず
自分でやってみるべし
かと
GW明けのいとまをもて余し
オリジナル盤は高くて手に入らない
ロネッツのモノラル盤ですが
ステレオ盤のオリジナル盤は
持ち合わせがあり
モノラル針にて
ひとりロネッツかけ流し
であらためて初めましてな迫力に圧倒され
ウォールサウンドに押しつぶされ
音圧の下敷きにな
営業中でも貸し切り状態になりながら
これも今度かけ流そうと
ひとり株主総会にて
心に誓うのであった
めでたしめでたし？
オリジナル盤のレコードを聴くお店！
ロックンロールレコード
~ お茶の間に間に ~
鳥取県米子市淀江町佐陀834-5
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