リアルステレオ
なんて言うものの
実際は
ボーカルやそれぞれの楽器を
別々に録音して
整理して
配置を決め
バランスを決め
拵えるわけでして
ライブ会場の
大きなPAと言う
スピーカーの化け物は
迫力満点に音が迫ってくるわけですが
あれはモノラルで
ボーカルもギターもベースもドラムも
いっしょくたになって鳴っていて
ギターの方からギターが聴こえるわけではなく
それぞれの音の大きさのバランスは
別の人が
あれを上げたりこれを下げたり
ってなぐあいで
テレビやDVDなんてのも
裏方さんがいじくって
拵えたもので
んっ?
リアルステレオ?
リアルっぽく感じるように
拵えたなんちゃってな
拡がりを感じるように
でっち上げた
というと言葉が良くないのですが
つまるところ
そういう事
2本のマイクを
左右に置いて
録音すれば
リアルステレオですが
ボーカルがマイクを通した時点で
左右の分離は成り立たない仕組み
ボーカルは生歌で
演奏はそのボーカルをかき消さない音量で
それぞれ鳴らして
それを前方の左右に
2本のマイクのみで録音すれば
本当のリアルステレオにはなるけど
音量のバランスが
うまく録音出来ないのは必至
ボーカルをマイクで録音するようになってから
小さな声で歌う事が可能になったわけで
それまでは
独唱でもなければ
基本声の大きな人が
後ろに少し離れた演奏の人と
せーのーで録音してたのは
ラッパに向かって歌っていた
モノラル時代の話し
モノラルも
もちろんながら
個別に録音して
それぞれの音量の
バランスを整えて
モノラルにミックスされてた時代も長く
っていうか
リアルな録音では
リアルな臨場感は
リアルに再現出来ない
のが現実でしょうか
最近
素人技が功を奏して
モノラルなのに
拡がりや空間を感じる音で
レコードが鳴らせるようになり
これがもはや
モノラルでもステレオでもない
本来
っぽい音に感じる音に
っぽいであって
本当に本来の音には
絶対成らないのですが
限りなく
本来の音に
感じられる音
(個人的感想です)
で鳴っています
言われないと
モノラルかステレオか
気にならな過ぎて
忘れて聴いているような
そんな音であります
(個人的手前味噌では個人的にはないと思っています)
オリジナル盤だとか
モノラル盤だとか
マトリックスだとか
オーディオは何かとか
曲はどれとかすら
どうでもいい気がしてきていて
音を聴きに来てください
オリジナル盤のレコードを聴くお店!
ロックンロールレコード
~ お茶の間に間に ~
鳥取県米子市淀江町佐陀834-5
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