ロックンロールレコード~お茶の間に間に~のブログ

ロックンロールのレコードのお話し

日本人のストーンズは ステレオ盤ストーンズ

60年代のイギリスは終盤まで

モノラル盤が主流でした

アメリカは60年代の早い時期から

ステレオ盤が主流です

 

日本は

ステレオの再生機器が

それほど充実していたのかは

少々疑問ですが

リリースされているレコードは

アメリカにならってか

60年代は早くからステレオ盤でした

 

なので

ビートルズローリングストーンズも

日本人のなじみのある音は

ステレオ盤の音です

 

さらに70年代以降は

モノラル音源の存在は姿を消してしまいます

レコードの溝を刻む

カッティングマシンも

ステレオ用のカッティングマシンに

取ってかわられ

需要のなくなったため

製造されなくなり消えてなくなります

 

CD の時代になっても

もちろんのことながら

ステレオ盤のみです

 

近年になり

モノラルの良さが見直されますが

モノラルミックスを作成しても

モノラル時代のレコードの持つ

モノラル盤の力強い音は

CDなどでは再現できず

単に広がりのない

こもった音でしかありません

 

レコードで再販しても

モノラルの音に聴こえる

ステレオ盤なので

やはり意味がありません

 


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THE ROLLING STONES

 / BEGGARS BANQUET

UK オリジナル mono

 

 

発売当初から日本では

ステレオ盤で

レコード時代からCD時代になっても

ずっとステレオ音声でした

 

イギリスではオリジナル盤は

モノラル盤がありました

 

音がひとかたまりで

体当たりしてくるような

力強い音です

 

ですが

この頃になると

必ずしも

モノラル盤しか眼中にないよ

というわけではないので

オリジナル盤のステレオ盤も

きちんとこさえられていて

広がりのあり

モノラルとは別の迫力があります

 

近年になるまで

日本では

モノラル盤は

一度もリリースされて来なかったので

モノラル盤の音は

誰が聴いても

とても新鮮に感じられることでしょう

 

この名盤中の名盤ですが

 

実は

発売当時

日本ではすぐに発売されなかったようです

メ直盤

と呼ばれる

メーカー直輸入盤というものがあり

イギリスでプレスされたものを

メーカーが直接輸入して

販売していたものが

ありました

 

これがイギリスの発売から

2ヶ月遅れだったそうです

さらに日本で正式にプレスして

発売されるようになったのは

4年後だそうです

 

この時期のストーンズが4年も過ぎたら

まったく違っているわけで

 

日本では

意外とリアルタイムでは

なじみのないアルバムだったのかもしれませんね

 

ちなみに

CD時代に

海賊盤でモノラル盤が発売されていました

イギリスのオリジナルモノラル盤のレコードを

録音した

いわゆる盤おこし

という代物でした

 

気持ちはわかるけど

伝わるのは

雰囲気だけですかねぇ

 

 

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鳥取県米子市淀江町佐陀 834-5

 

 

 

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