しろうとはしりがるで
フットワークは軽く
根拠もなくガンコで
突拍子もないわけでして
自由な発想と
安易な構想は
安っぽい妄想のわりに
そろばんでははじけない
摩訶不思議な日科学的変化で
変幻自在に千変万化する
ぼくドラえもん的意味不明さで
予測不可能な着地点へと
悪魔の如きいざないにて
天使の如く微笑むのでした？
はあっ？
ご存知？ベニヤの迷路が増幅する低音を
ラジオの空箱から塊でぶっぱなす
拡がるモノラルは
合体ロボ！ロケットパンチZとなって
大きなひとつのモノラルスピーカーの如き
様相を呈してきたのですが
本日転校して来た
新しい友達を
紹介させて頂く運びとなりましたことを
この場を借りまして
みなさんにお伝えすることが出来るのも
ひとえに奥二重のなせる技だとしか
表現しようがないわけではありませんが
先日常連さんと
スピーカーのことをお話ししていた時に
金属製のホーンから鳴る
高音の素晴らしさについて
聞いていて
家で使うあてもなく転がっている
なんちゃって電気蓄音機な
レコードプレーヤーの
金属製のラッパがあったことを思いだし
翌日早速店内に持ち込み
高音が出るツイーターの前にかざして
ラッパ越しの音に耳を傾けると
確かに
高音に金属の響きが足され
より清んだ音に感じられたので
こりゃありだと思うも
ひとつっぽっきりの
大きな金属の朝顔の化け物を
どうしたものかと
一休禅師の少年時代の明るさで
ポクチンポクチンポクポクチーンと
屏風の虎なトンチで
考えた結果
ひとつしかないラッパを
ふたつのスピーカーにはつけられないので
将軍様にアヤをつけるのでなければ
屏風の虎を捕まえることは
出来かねるので
ならば張り子の虎にと
９０年前のラジオの空箱様の
お尻で花開かせて頂くことと
相成りまして
取り付け方で
四苦八苦の試行錯誤を
迷走した結果
ラッパの向きを拡げるのではなく
狭めると
文字におこせば大仰ですが
なんのことはない
回れ右して面舵一杯で
くるりと向きを変えただけのことなのですが
これが発想の転換というやからでして
狭いところから細い沿道を通して拡げる
のではなく
大きく間口を拡げ
狭き沿道を通した後
放たれた箱の中で
反響後
再び放たれし暁には
妄想が現実の音になると
信じて疑わない広重は
その音を目にするのではなく
耳にした時
きらびやかなその音色に
耳鼓を打つのであったか否か
僕らはおへそに力をこめて
大きなラッパを隠し味に
ジョージやブライアンの
シタールの音色を
耳にしたーる時の
感動は一生忘れないわけではないので
とりあえずまだ生暖かい記憶のうちに
この場を借りて
お伝えさせて頂いたので
次にお店に来られた際は
そんな隠し味がおりなす
こましゃくれた音色の
コントラストを感じてもらえたら
この上あるかないかわからない喜びで
ハイアンドロー上か下かの
キンキンケロンパケンケンパな
やもめのジョナサンこちら一番星
というような
着地点のわからない
報告を終わります
オリジナル盤のレコードを聴くお店！
ロックンロールレコード
~ お茶の間に間に ~
鳥取県米子市淀江町佐陀834-5
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