開店からもうすぐ半年
以来オーディオ機材は
当初のままの
安っぽい連中が変わりなく
雁首揃えておわしますが
この6ヶ月間に
いったい何回
どれだけ
音が変わったのやら
力強い音
という点は
今と変わらずですが
荒っぽく
やや力技も否めない音
だったわけで
まずは空箱
90年前のラジオの空箱を
ただポツンと置いただけ
スピーカーの周りの音が
開いた後ろから入り込み
箱鳴りをした後
前面から押し出される
んじゃないかと
置いた当初は
誰に説明しても
みな絵空事を聞くような反応
その後
小さな変化を繰り返しつつも
やはり分岐点となったのは
スピーカーの周りに配置した
板っきれの音の通り道
スピーカーは箱
という概念を捨て
箱の周りに板を並べて
箱の外で箱鳴りのようになれば
二回りくらい大きな箱で鳴らすような音
にならないだろうかと
そんな発想で最初に並べたものが
ロケットパンチ1号
ぶん殴られるよりパワフルな音
という意味あいで命名
低音を増強し
大きな箱の如く
力強くより豊かな音に
さらに前列を追加も
抱き合わせな構想のうち
なもんでロケットパンチ2号
音の通り道を
2本のスピーカーで鳴らすモノラルを
周りごと全体で
大きな一つのモノラルスピーカーに
という発想で
市販のオーディオボードや
スピーカーボードなるものとは
そもそもの発想から違う
似て非なるもの
ラジオの空箱と相まって
拡がるモノラルサウンドを構築
ステレオとは違う
拡がるモノラルは
力強さと生々しさを持った
拡がる塊となり
金属製のラッパを加え
高音の表現力が増しきらびやかに
さらに
小石を敷き詰め全ての音が締まり
かすかなビブラートや息づかいが聴き取れる
繊細さも
レコードプレーヤーを
スピーカーからの空気の振動から守るよう
板で囲いと衝立を
音の汚れが取れ
音の輪郭がクッキリと
さらに囲いの中を
吸音材で調整
エコーを減らすと
音に立体感が生まれ
ボーカルが前に
低音は後方にと
奥行きが増し
スピーカーの周りの板の足元に
小さな接点となるクッションを入れると
音の響きが伸びやかに
アンプのゲインのバランスも
音のバランスに大きく影響
AI でもない CG でもない
姿の見えない
屋内飼いの怪獣が
所狭しと暴れまわって
かたまらない塊の
空気の振動で
マウント状態からの
四方八方なんたら滅法タコ殴りで
優しく包み込んでいく
まさに
ロケットパンチドランカー
ヘイジョーヤブーキー
とカーロスとジミヘンが融合し
ホセに向かってそのいち前進あるのみな
激しい劇画調な暴力的拡がる塊は
もはや
ロック向きだのジャズ向きだのといった
スピーカーを勝手にカテゴライズするチンプな
オーディオ評論家をカタコト英語で
とあざ笑うが如く
主とは違い
好き嫌いなしの雑食性は
暴飲暴食で暴挙な暴君ぶり的ランボルギーニで
なんでもござれな
バザールでござーるござるよマッタリすんなー
と他の追随どころか道なき道を
ズイズイずっころばしですっ飛ばす韋駄天ぶり
縦横無尽の自動販売機っぷりで
全てのものをなぎ倒しつつ駆けめぐり哀宇宙ソラで
血湧き肉躍る酒池肉林のグリーングリーンは
因果応報インドで放浪
イントネーションピンとこねーっしょン
ホウホウホウとサンタは鳴くよ
コワイイーコワイイーと泣くんだよーンと
このオーディオで
本気なジャズのモノラル盤を
オリジナル盤で
力強く鳴らして聴いてみたい衝動に
駆られつつある今日この頃
どなたか名盤中の名盤な
ヴィンテージで力強いが聴かせるやつな
オリジナル盤のモノラル盤を
無料で人身御供な
差し入れ的ご奉仕品で
くださる方募集中!です
持ち込みで持って帰るという
もろもろの面倒がつきまとうものは
ご遠慮ください兼ご遠慮いたしますので
奇をてらったものもご勘弁くださいませませ
注文の多い喫茶店でした
オリジナル盤のレコードを聴くお店!
ロックンロールレコード
~ お茶の間に間に ~
鳥取県米子市淀江町佐陀834-5
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