普通は
酔狂でもなければ
音楽を聴く時は
ステレオで聴きますが
ステレオと言うと
アンプやスピーカーがセットになっている
豪華なオーディオ装置
と思う方も少なからず
2つのスピーカーから
違う音を鳴らして
拡がりを感じる方法
がステレオで
かたやモノラルと言われるのが
1つのスピーカーから
1つの音を聴く方法で
モノラルという言い方は
ステレオに対しての後づけな言い方で
最近ではレコードをアナログと言いますが
これもデジタルに対しての後づけ
蓄音機時代の78回転盤を
SP盤と言うのも後づけで
この呼び方は日本だけ
ステレオはあちこちから違う音が聴こえ
拡がりを感じる事で
リアルに感じるのですが
実際に聴こえる状態で
録音しているのではなく
後で整理して並べ直した音で
理屈としては
2本のマイクで録音すれば
2つの耳で聴く音同様に
実際の拡がりを感じそうなのですが
ホール等で聴くように
座る位置に
2つの耳同様に並べた
2つのマイクで録音して
2つのスピーカーから再生しても
拡がりは感じられず
ましてボーカルマイクがあれば
左右2つですらなくなり
実際のステレオのための録音は
たくさんのマイクを使い
後で振り分けるので
聴いた状況とは異なる
加工品となり
モノラルは1つの音とはいえ
まんま録音された時代の
あまり手を加えていない時代の音は
奥行きも拡がりもあり
なにより空間の空気感が
そのまま入っているので
再現性は高く
性能が上がり
技術も向上すると
やや余計な事をしがちにもなり
切り貼りした音は
分離は良くとも
切り貼りしたがために
空間の音は皆無と
写真で花の白さを強調したい時
露出を明るくするのではなく
少し暗くすると
周りの暗い部分が強調され
白さが増したように
錯覚するのが人間の眼で
ステレオも
真ん中からボーカルが聴こえる気がするも
これも錯覚によるもので
モノラルを2つのスピーカーで鳴らすと
真ん中で聴こえる気がするのは
人の耳の錯覚で
ステレオでも左右2つ共から同じ音を鳴らすと
モノラル同様に真ん中に感じる錯覚
なのでステレオの真ん中の音は
錯覚を利用した定位というやつで
実は真ん中のボーカルが
一番ぼやけていたりするという
ステレオのカラクリの悲しさ
2つのスピーカーが
2つの耳と同じで
最良なのではなく
2つくらいが手軽ゆえの結果で
4つのスピーカーで
拡がりと奥行きを出そうとした時代も
家庭に4つは邪魔なだけで
すぐにお払い箱に
技術の進歩と
需要と供給は別の話しで
スピーカーは真四角でないほうが実は良く
どこに置いてもちゃんと鳴る
万能選手でもないわけでして
ステレオは
その拡がりを感じられるのは
ほんのわずかなポジションのみで
部屋中でステレオの拡がりを感じると
思われがちですが
姿勢を変えただけでも
ステレオ感は感じられない仕組み
拡がりを感じられない気が
しがちなモノラルは
部屋のどこで聴いても
あまり変わらないという意外さ
拡がりではなく
拡がりっぽく感じるのが
ステレオという錯覚の賜物で
拡がりとはうらはらに平面的で
奥行きは苦手なのは
手を加え過ぎゆえでもあり
簡単な機材で
簡単に録音された音には
生々しさや
迫力が
残されているのは
あまり手を加えられず
損なわれているものが少なく
わりとまんまだから
生々しいのが
モノラルの魅力ともなりに候
オリジナル盤のレコードを聴くお店!
ロックンロールレコード
~ お茶の間に間に ~
鳥取県米子市淀江町佐陀834-5
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