ロックンロールレコード~お茶の間に間に~のブログ

ロックンロールのレコードのお話し

空き家の別荘の音


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まん真ん中にぽつんと

空箱を置いた頃は

これもスピーカー?

と聞かれ

いえ古いラジオの空箱です

ただ開いた裏側から入った音が

箱の中で反響して

前の穴から出るかと思って

と思いつきでやった事を説明すると

あぁそう

 

その後

箱に角度をつけ

スピーカーの周りにベニヤ板を並べると

 

その真ん中のはウーハー?

とサラウンド用の低音用スピーカーと

間違われるほど

そこから低音が響いて来るのに

合点がいかないご様子

 

スピーカーの箱は

本来は密閉され

中で反響するのが箱鳴り

 

スコーカーという

穴を穿ったものは

足りない低音をかせぐため

中で反響した音を筒穴を通して

増強するもの

最近は一般的になったのも

小型の箱が増え

低音を足すのが日常化したためですが

本来の低音とは異なり

低音のかさ増しゆえ

自然さに欠けるとも

 

ですが箱の中で音をまわし

ホーン状に鳴らすのは

昔のほうが創意工夫も数多くみられ

 

今さらながら

素人ゆえに最近知ったのが

パッシブスピーカーなるもの

自身は鳴らす術は持たないユニット

 

どうやら思いつきの空箱システムは

パッシブスピーカーに近い発想のよう

ですが

 

パッシブスピーカーは

自身で音を発するスピーカーユニットと

共存共栄の関係で

同じ屋根の下ならぬ

同じ箱の居候

 

かたやラジオの空箱は

スピーカーユニットとは同居ではなく

空き家の別荘で

出口はあけっぱ

発想のカラクリは

遠い親戚のようにも感じられなくもなく

 

スピーカーのご近所さんは

みな空気の振動にさらされ

入口がなくても

いずれの箱ももれなく中まで振動

 

これらは共振しているので

スピーカーが乱立する

オーディオマニアの

高層ビル群的

スピーカーバブル地区では

そのすべてが共振して

音を濁しているわけで

真夏の田んぼのカエルの合唱さながらの

共鳴っぽくもあり

 

データに頼りがちな

計算がお得意な方々は

計算に夢中で

忘れている計算は計算外で

 

住宅展示場的に

スピーカーの間や

その御前に

アンプ様をお並べされている方々は

もれなく

アンプの筐体内で共振がおき

音を濁しているのに

立派なホネホネラックに収めている様は

素っ裸で高級革靴を履いてのポージングのように

感じられなくもなくもなくもなく

賛成の反対の反対に賛成のかたは

ご起立後ご退出願うか否かは各々のご判断にて

 

見えない空気の振動と

その流れを

イメージして捉えるのは

配線や回路図やらと違い

空想科学とでも言うのか

ぼんやりとしているようで

理に適わなければ

てんででたらめな音にもなり

当て推量の見積もりも

最後は耳と心が頼りという

頼んないようで

熟練の職人の体だったりもしますが

 

素人の自己満かもは

 

聴いた方だけが

 

その答えをお持ちです

 

 

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