ずっとひっかかっていたこと
ビートルズで一番好きな曲は
と聴かれると
ツイスト アンド シャウト
と答えて
オリジナル曲じゃない
と言われても
オリジナルみたいなものだから
と言っていました
アイズレーブラザーズの
バージョンがヒットしたと言っても
ナンバーワンヒットではなく
世界中が
ビートルズの元ネタとして
後追いで聴いている感じも
なきにしもあらず
しかし
デビュー当時のビートルズの
他のカバー曲は
カバーというかコピーというか
とくにアレンジを工夫した様子もさほどなく
オリジナルを越えられない
カバーの宿命の範疇だと思える中
このツイスト アンド シャウトだけが
ずば抜けたセンスで元ネタを凌駕
なぜツイスト アンド シャウトだけ
秀逸なカバーアレンジが出来たのか
ずっと疑問でならなかったのですが
ライブの十八番として
繰り返される中で磨き上げたのか
ならなぜ他の曲もそうならなかったのか
先日たまたま久しぶりに
ディー ディー シャープ のアルバムを
その中のツイスト アンド シャウトのカバーが
かかった瞬間
あっ
もしかしてこれか?
という考えが
あらためて聴くと
3曲共
曲のテンポに大きな差はないが
ビートルズはライブテイクなどの印象もあり
スピード感がある印象があったものの
レコーディングテイクでは
そこまでは違わず
アイズレーブラザーズは
南国テイストが
ゆったり感じられて
とてもスローな印象だが
やはりテンポ的には大きく変わらない
このアイズレーの曲調から
デビュー当時のビートルズが
ロックンロールアレンジをなしえた
とも考えにくく
しかし
間にディー ディー シャープ のバージョンが入ると
無理なくつながる気が
そもそも当時のビートルズは
ストーンズやフー
スモール フェイセスなどのような
都会のシャレたモッズ連中のように
アメリカ人も当時聴いていない
黒人のブルースを聴いているような
人達とは違い
リーゼントに革ジャンで
ロックンロールだ
という田舎の人達だったので
エルヴィスや
リトルリチャードは知っていても
アメリカのブルースなんか聴いてもなく
ブルースの影響を受けていないので
その後のビートルズにも
ブルース色は
微塵も感じられず
テレビやラジオから流れるポップスが
ロックンロールのすべて
だからシュレルスやキャロルキングが
ベースにあり
アメリカや世界で
ストーンズやモッズ連中よりも
ずば抜けていたのは
ガールズポップから影響をうけた
ポップスセンスと
メロディーセンス
だと思われ
なので
ビートルズのツイスト アンド シャウトは
アイズレー ブラザーズのカバーではなく
ラジオで聴いた
ディー ディー シャープのカバーだった
と考えると
あのロックンロールな
ツイスト アンド シャウト が
出来上がったと
合点がいくのでは
ちなみに
ツイスト アンド シャウトのオリジナルは
アイズレー ブラザーズではなく
が
まぁほぼほぼ
オリジナルみたいなものっちゃもの
という独りよがりな
妄想的考察でした
オリジナル盤のレコードを聴くお店!
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~ お茶の間に間に ~
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