ロックンロールレコード~お茶の間に間に~のブログ

ロックンロールのレコードのお話し

ボブディランの探しかた

アメリカのオリジナル盤は

最初期プレス盤の情報が少なく

購入前に

まずは情報収集からスタート

 


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BOB DYLAN

/ ANOTHER SIDE OF BOB DYLAN

US オリジナル mono


ディランのような大物でも

最初期盤の情報は

意外と少なく


ビートルズのように

ガイドブックが出ていれば

手っ取り早いのですが


レコードコレクターズなどでも

情報は小出しで


ビートルズに関しても

イギリス盤は明解だが


アメリカ盤となると

情報量が少なくなる傾向が


しかもアメリカ盤は

大量にプレスされるので


複数の工場で

同時にプレスされたりすることも

珍しくないため


絶対条件であるはずの

マトリックス記号ですら

時には信頼がゆらぎ


さらにやっかいなのが

'60年代のコロンビア盤

であるということ


ラベルのデザインがコロコロ変わるので

アルバムごとに

最初期ラベルが何かの

把握が必要に


しかもモノラル盤とステレオ盤で

事情も違ってくるので

要注意


そして最難関が

折角最初期盤を見つけたり

手に入れたりしても

盤質が納得いくものなのか


普通ロックの場合

音が詰まっているので


少しのキズなどによる

軽めのノイズなら


モノラル盤の場合

針圧もあり

あまり気にならない程度だったりするが


ディランのような弾き語りで

曲中も静かなところがあると


音楽に集中できなくなり

我慢ならなくなると


最初期盤であっても

聴きたくなくなってしまうようでは

意味がなく


ビートルズのイギリス盤以上に

ディランのアメリカのオリジナル盤は

難攻不落で


さらに

ステレオ盤は

針圧が軽く

 

ノイズを拾いやすいだけでなく

針飛びも起きやすく


そして

アメリカ人の国民性と時代性


レコードを娯楽として

気軽に楽しんでいたので


日本人やイギリス人のように

宝物のように

大切にしていたわけでなく


存分に楽しみたおして

時にはパーティーで使ったり

友達と気軽に貸し借りしていたので


盤面のキズが多いだけでなく

ジャケットも痛みが多く


習慣的に

ジャケットとレコードの

ラベルの両面に


油性ペンで大きく目立つように

自分の名前を書いているのが

日常茶飯事


場合によっては

ご丁寧に

住所まで書いてくれていて

サンキュー


持ち主が自分のレコードに

何をしようが勝手であり

 

何十年も後に

会ったこともない外国人に

とやかく言われる筋合いではない

のですが


当時のオリジナル盤で聴きたい者にとっては

これらが障害となり

 

良盤との出会いは

長く険しい道のりとなります


ちなみにこの

アナザーサイド~

 

のモノラル盤は

このラベルデザインが最初期で


数年後になると

下の部分に

白文字で MONO の表記が


白文字つきは

次のアルバム以降の時期のプレス盤ですが

盤質が良ければ

それにこしたことないので

音のほうにこだわりましょう


ちなみにこの盤も

納得いくものに出会えるまで

4~5枚は買いかえました


このステレオ盤はまだ未入手です

 

 


オリジナル盤のレコードを聴くお店!
   ロックンロール レコード
    ~ お茶の間に間に ~

鳥取県米子市淀江町佐陀 834-5

 

 

 

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