ちびのリチャードが歌う
のっぽのサリー
オリジナル盤の迫力は
圧倒的!ですが
オリジナル盤と言っても
何通りもあったりして
HERE'S というタイトル
でおなじみのこのLPは
SPECIALTYレーベルの
シングル盤を集めたアルバムで
リトルリチャードに限らず
ラリーウィリアムスなど
スペシャリティレーベルの
LP盤のタイトル
それまでのシングル盤やSP盤の時代から
LP盤の時代への過渡期で
シングルで出していた曲を
集めたもの
いわゆるベスト盤のはしりですが
この頃のLP盤はそれが普通
この時期のSP盤は
蓄音機で聴くものではなく
電蓄で聴くもの
なので蓄音機の重い鉄針で聴けば
あっという間にお釈迦様
リトルリチャードの
アメリカのオリジナル盤LPは
なかなか上手い具合に鳴らせず
盤質のせいかと買い直しをするも
いまいちで
オリジナル盤と言えど
こんなものかと
勝手な妄想で
もの凄い迫力がするはずと
思い込んでいたのかと
あきらめかけていた頃
モノラル針を
50年代のものに替えると
それまで控えめだった彼が
突然
レコードから飛び出して来て
部屋の中で大暴れで
絶唱し出したのでした!
LP盤の過渡期のもので
SP盤に近い素材と硬さのため
昨今のモノラル針では
針圧が軽く
溝の中の音を
上手く引き出せなかったわけで
パッと見は同じレコードでも
時代ごとの違いがあり
それぞれの鳴らし方があるわけで
通り一辺倒に
どれでもオールマイティに
なんてわけには行かず
どれでもそこそこに聴けるシステムは
どれもがそこそこ止まりで
せっかくのオリジナル盤や
高級オーディオも
気の抜けたコーラや
街乗りのジープ
自家用戦車
みたいなもので
LP盤EP盤シングル盤と
みな回転数が違い
音の情報量も違うので
聴こえる音も違い
イギリス盤は
当時のイギリスの若者たちが
聴いていた音なので
当時聴いて興奮した音は
UKオリジナル盤の音
だったり
と
オリジナル盤にも
いろいろあり
それぞれの音で
楽しめるのでした
オリジナル盤のレコードを聴くお店!
ロックンロールレコード
~ お茶の間に間に ~
鳥取県米子市淀江町佐陀834-5
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