ビートルズのオリジナル盤には
ビートルズのオリジナル盤ならではな
ビートルズのオリジナル盤の事情がありまして
ファーストアルバムの
プリーズプリーズミーは
発売後間もなく
たまたまパーロフォンのレーベルデザインが
変更されたので
初めの金文字のロゴのものが
ファーストと言われ
さらにラベルの表記内容の細かな違いで
2パターン目の存在もあり
これをセカンドと言いますが
次の黄色い文字のロゴに変わったのは
発売からほんの数ヶ月後で
こちらをサードと呼ぶのですが
表記内容のわずかな修正があり
これをサードとして
修正前をサードのエラー盤と呼んだり
シンプルに3と4とするカウントの仕方もあり
ここいらから曖昧になるのですが
ここまでは
発売から一年以内の話しでして
これらをセカンドプレスだとか
サードプレスと呼ぶのは
ちと乱暴な話しでして
セカンドラベルにサードラベル
てなところが実際
通常ラベルに変更が数年ないこともざらで
誤表記までカウントしていたら
ストーンズのDECCA盤なんて
何通りあるやら
わかる人がいるのかすら怪しいくらい
プリーズプリーズミーに関しては
次のラベルの表記内容の変更が
ウィズザビートルズの発売以降にあたるので
ここいらが線の引きどころじゃないかと
実際
金文字ラベルのゴールドから
黄色文字ラベルのイエローになっても
まだマザーも1桁スタンパーも2桁の若いあたりで
セカンドラベルとサードラベルの差は
ほとんどないどころか
逆転しているものもなきにしもあらず
しかしウィズザビートルズ発売以降に
プレスされたイエローは
マザーも2桁
スタンパーも3桁
というのが普通で
こうなるとわかりやすいくらい
音にもはっきりと差が感じられます
ラベルのデザインの違いで
お値段も跳ね上がるのですが
跳ね上がりすぎて
盤質を伴わないお値段だったりするので
中途半端に背伸びして
ゴールドを手に入れるよりは
分相応にイエローで聴く方が
良い結果を得られがち
手っ取り早く
お手頃な出費に押さえつつも
音への飽くなき追求をしたいのであれば
まずはEP盤で
シングル盤に比べ
片面に2曲ずつ詰め込まれた分
溝の幅が狭くなっているものの
45回転というスピードは
LPの33回転よりも
情報量は上
にもかかわらず
比較的リーズナブルに入手可能で
お財布にも優しく
その音も力強い迫力
追いかけても追いかけても
追いつくことの出来ない
逃げ水のような
ゴールドラベルに憧れ続けているより
まずはEP盤で堪能しつつ
サードラベル盤を手に入れれば
あとは身の丈に応じて
ゴールドラベルの良盤を
検討されるのが
健康的かつ建設的ではなかろうかと
思われる次第であります
オリジナル盤のレコードを聴くお店!
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~ お茶の間に間に ~
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