ロックンロールレコード~お茶の間に間に~のブログ

ロックンロールのレコードのお話し

世界のご当地な 地ビートルズ


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ビートルズのアルバムは

イギリス盤のくくりで聴くのが

今では当たり前に

 

ですが

60年代当時は

アルバムの内容を

おのおの方

どうぞご自由に

な奔放なる時代で

 

世界中

おのおののお国ごとに

お好きな編集で

お好みのタイトルで

なバイキング方式とでも言いますかな

 

もれなく日本も

へんてこな邦題までつけて

俺が売ったと

ちさ子のおやじさんが

喧伝されてますが

ほっといても世界中でもれなく

ビートルズは売れておりますのであしからず

なのですが

 

なので

世代ごとに

この曲の次はあの曲

というのも違っていたりで

世代の違いで言えば

赤盤青盤で鳴る人も多いのが

リバイバル世代

 

アメリカ盤仕様で

CDやレコードで

再発されたりもして

聴いたことない曲があるわけでもなくとも

コレクター心をくすぐられ

まんまと何度となく

かたちを変え

手を変え品を変え

お金を巻き上げられていくわけですが

 

基本的には

選曲や曲順違いというだけで

リマスターによる微々たる違いはあれど

真新しさはなく

買った割には

一度聴いたっきり

なんてかたが大半だったりも

巻き上げられてるのに嬉しそうだったりと

 

でもって

紙ジャケ仕様だ

ボーナストラックだ

帯付きだと

中身は変わらずとも

都度都度のお買い上げ

 

一度も聴かずに

ずっと棚の中か

豪華ボックスセットは

開かずの箱のまま

開けると価値が下がるなどと

投資目的での購入かと

耳を疑うありさまと何十人かの盗賊な

 

でもまあ

余裕があるのであれば

イギリス盤もアメリカ盤も

ボックスセットで所有している

という満足感で

自分のビートルズ愛を満たすのも

良いのでは

と思うわけなどありませんが

 

CDで聴く人などは

かたちの違い

な話しですが

 

オリジナル盤のレコード

で聴く人々は

音の違い

のお話しとなり

ちと話しが違うわけで

 

当時は

それぞれの国で

選曲や曲順だけでなく

音をいじるのもありな

もはや何でもありな時代なので

 

自分のお国の皆々様に

気に入って頂き

一枚でも多く買って頂くため

製作者の意図などには

まったくもって目もくれず

 

それぞれのお国柄にあった

それぞれのビートルズの音に

 

ローリングストーンズに至っては

当時から今日まで

イギリス盤とアメリカ盤が

ずっとごちゃまぜとなっていて

出し直すたびに

チョイスされるタイトルも変わり

ますますなカオスとなり

 

いつまでたっても

どれがどれやら

どっちがどっちやら

曲の重複が多いのも当然で

 

ついぞ全部そろえる気力も奪われ

そろわないジグソーパズルだらけな

にも関わらず

同じタイトルが複数枚あったりで

終わりの来ないババ抜きは

その名の通り

転がり続けるのが定めなのか

 

オリジナル盤のレコードでは

それぞれの国によって

音も違うので

それぞれをすべてそろえるのは

必然

 

ですが

オリジナル盤さえ集め終われば

いつまでも巻き上げ続けられる事なく

ついに終わりが訪れる

と思いきや

 

モノラル盤とステレオ盤

プレスの違いに

プロモ盤と

思っていたより

枝葉が増え

 

なんなら

他の国のも聴いてみようと

コロンブスは新大陸に向かって

世界中を旅しては

 

世界中の

 

ご当地ビートルズ

 

同じ曲を違う音で

 

楽しみ続けるのが

 

運命なのでありました

 

 

 

  アルバムかけ流しやってます!

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