CDで聴いていて
ピンと来なかった時があります
JOHNNY KIDD and THE PIRATES
/ I CAN TELL
UK オリジナル シングル mono
パブロック時代の
パイレーツが好きだったので
イギリスの元祖ロックバンドである
ジョニー キッド アンド ザ パイレーツ の頃に
期待してCDを聴いたけど
あまりピンと来ない
後々オリジナル盤を聴き始めてから
あらためてUKオリジナルの
LPを聴きましたが
やはりいまいちで
ところがどっこい7インチ盤で
UKオリジナルのシングル盤を聴いたら
今まで聴いてきたものとは
まったく別の音で
ガツンとぶん殴られたような迫力
ボーカルのジョニーキッドがなくなってしまい
オリジナルはシングルのみで
活動中にアルバムは出ず仕舞い
'70年代になってから
いくつかのベスト盤が発売されるわけですが
チューブカットとソリッドステート
というのがありまして
'60年代後半頃まで
レコードをつくる時に用いられていた機材は
真空管が使用されていて
これがトランジスタにかわっていくわけで
真空管を用いた
チューブカットと言われる
'60年代後半頃までのレコードの音は
とても生々しく濃厚な音
それ以降の
ソリッドステートといわれる
トランジスタを用いてつくられた
レコードの音は
薄味に感じてしまい
しかも
時期を同じくして
モノラルからステレオへと
主流がかわって行くのですが
'70年代以降の
モノラルと書かれたレコードは
モノラルミックスの音を
ステレオ盤に入れて
左右両方から同じ音を出している
疑似モノラル的なものですので
モノラルのもつ魅力はほとんど感じらるわけもなく
CDでモノラル盤を聴いても
逆に音がショボく感じるだけな気がしてならず
CDやLPでしか聴いていなかったら
ジョニー キッド アンド ザ パイレーツ の
カッコよさは
分からずじまいだったと思われ
オリジナルの
モノラルの
シングル盤でしか
鳴らない音があるわけです
オリジナル盤のレコードを聴くお店
ロックンロール レコード
~ お茶の間に間に ~
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