客足が遠のくと
ここはやはり
バビルの塔かなにかで
砂の嵐で国道からは見えないお店か
なんて思ってしまうも
ロデムの一匹でも居れば違うのになんて
ポセイドンは維持費が高そうだし
ロプロスは手におえそうもないので
ヨミの誘いが無難っちゃ無難かも
などと空想するも
記憶喪失の後半戦のほうが
面白かったが
恐らく世の人は
その記憶が失われている人が多いのでは
影響力の大きさとはうらはらに
手塚先生のようなリスペクトを耳にしない不思議
とはいうものの
藤子不二雄世代なもので
さほど夢中になったわけでもなく
藤子不二雄作品の中でも
小学校低学年当時
どうしても読んでみたかった
憧れ的作品は
劇画オバQ
藤子不二雄オール百科に
最後の1ページだけ
2cmくらいで小さく載っていて
それから数年
ずっとその内容を想像していた
オバQはもともと
藤子不二雄作品ではなく
スタジオ0の合作で
キャラクターをそれぞれ
別の人が書く斬新なスタイル
当初は忍者ものを書く予定で
なので１話目は忍者ごっこのお話し
そこにオバケのQちゃんがあらわれちゃう
ホントは
ラムはゲスト出演の脇役だったとか
劇画オバQは
大人になったQちゃんが
久しぶりに訪ねてくるお話し
が劇画で描かれたもの
藤子不二雄オール百科で読めたのは
劇画調のQちゃんが
正ちゃんも大人になったんだね
と一言残し
遠くに飛び去る後ろ姿
Qの旗が風にながされていく
たったそれだけで
すべてがわかってしまうような
ラストの1ページが
今も頭の中にあり
大人になってからも
いつも
劇画調のQちゃんに
大人になった自分を重ねてしまう
Q ~
オリジナル盤のレコードを聴くお店！
ロックンロールレコード
~ お茶の間に間に ~
鳥取県米子市淀江町佐陀834-5
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