ふとしたときに

頭をよぎる言葉がある

鶏口となるも牛後となるなかれ

自分の今の立ち位置は

とついぞ考えてしまい

子供の頃に聞いた言葉は

やけにかっこいい生き方に聞こえ

そうあるべきだとも

思うかと言えば

そんなにとんがって

生きていくのも

どうだろうかと

思わなくもなく

そりゃまぁ

そんなふうに生きて行ければ

かっこよかろうと思うも

現実はそんなに甘かないでしょ

てな事も

思わなくもなく

と考えたりしている瞬間が

自分に言い訳している気も

なきにしもあらずんば気にもせずか

長いものに巻かれまいと思えど

煙に巻くわけも行かず

キーマカレーには惹かれずとも

巻かれまいと食らいつくも

そこは鶏口ではなく

と煙に巻くような言葉遊びも

むしろ牛後となりかねず

午後の紅茶をたしなみながら

牛の尻尾が左右に揺れるのを

見つめて歩いているようで

尖ったくちばしは

小刻みに前後しながら

キョロキョロと用心深気に

進む様は

すぐに遠い目をしてしまう

やわな心臓では

牛の尻尾を見つけるやいなや

と言うより

尻尾を探して歩きかねず

鶏が先か牛が先か

卵のカラから様子を見つつ

どこに向かうのか

トボトボと

千鳥足で進むのは

鶏になりうるのか

アヒルの子はアヒルなのか

お昼過ぎの紅茶は

チョコをつまみながらが

美味しく感じられ

何叉路かの手前で

立ち止まるも

前にも後ろにも

牛の尻尾は見当たらず

岐路に立つも

枝を立てては

どこに向かうのか

思案のしどころばかりで

ふとしたときに

今の自分は

どんなだろうかと

思う瞬間

ついぞ

思い出される言葉は

その重さを知る者のみが

口にし得る言葉なのかと

口をつぐむばかりで

結果ではなくとも

どう生きるか

午後となる中で

僕の尻尾が揺れるのでした

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オリジナル盤のレコードを聴くお店！
　　　ロックンロールレコード
　　　　~ お茶の間に間に ~　
　
鳥取県米子市淀江町佐陀834-5

2024-04-07

鳴るようぐいす

こんにちは

ただのレコードを鳴らしているだけの

ただの木下です

たかだかレコードの音ですが

されどレコードの音で

お店で鳴らす音を

秋頃から

ちょこちょこちょこちょこと

何者かに操られるかのごとく

あれやこれやと思いつくことを

いろいろとやってみるたびに

千変万化とまでは言いませんが

数日おきに変わりゆくという

うつろいゆく季節の様に

変化を繰り返し

と言っても

何一つオーディオ機器は

変えてもいないのですが

音と言うのは

ほんのちょっとの事で

がらっと変わるもので

この人はいまいち

とか

このLPは思ったほどの音でもない

などと思う事も

日常ちゃめしごと

ですが実は問題はおのれにあったりして

なんのことはない

オーディオ機器の音を

引き出せていないだけ

だったりも

お高いアンプやお高いスピーカーが

うまく鳴らないなんて

誰もが思うわけもなく

しかしもかかしも

置いてつなげば音は出るも

本来の音とは程遠く

よく言われてるような

ケーブルを変えたりなどしておけば

あとはスピーカーなどの

性能だろうと

ところがところが

どっこい生きてる箱の音

スピーカーに至っては

置き方ひとつで

いかようにも変わるわけで

怪人二十面相も顔負けなほどであり

鳴らぬなら鳴るまで待とう育つまで

ではなく

鳴らぬなら鳴らせてないだけトホホです

というわけで

慣らし運転したところで

鳴らない音は鳴るわけもなく

ボーッと待ってるのではなく

あれやこれやと

素人考えでもいいので

いろいろと試してみれば

音は伸びしろだらけで

辿り着いた今の音は

自宅で鳴らしていた音とも

お店を始めた頃の音とも

まったくと言っていいほどの変わり様で

納得出来る音になりはじめると

お客さんの反応にも変化が出

音が変わり始めた頃から

この音の中毒患者となり

よだれは垂れてませんが

毎週のように通ってくださる方が激増

でなくとも

物理的距離などで

月一で通って頂けるお客さんも含めると

気がつけば

まだまだ少ないお客さんにも関わらず

常連さんの割合が急上昇

そんな中

転勤でこちらに来られていた

ジャズ好きの方が

ロックはまるっきし知らないけど

ここの音は面白いと

毎週通って頂くようになりにけり

ただの木下です

こんにちは

レコードをかけて

コーヒーを入れている

木下です

主に

レコードをかけるのと

飲み物の担当を

しています

以前

テレビの取材で

オーナーか

店主か

マスターか

なんと呼びましょうか

と尋ねられた事が

と言われれても

そんな大仰なものではないので

困った困ったこまどり姉妹で

時おり

DJ などと言った単語が出てくるも

なおさら遠ざかる感じが否めず

世代的に

DJ というのは

ラジオの人な気がしてならず

ただレコードをかけて

ただコーヒーを入れたりしているだけで

それ以上の何者でもないように思われ

仕事内容で言えば

通常の飲食店の

アルバイトの方にも

遠く及ばないとぼしさで

注文も会計も

来店時に済ませ

混雑もない

閑散とした店内は

慌てる必要もなく

接客と言うより

雑談が主で

紙コップなので

洗い場も楽ちんで

３分おきくらいに

レコードを取り替えるのに

次は何をかけようかと

そればかり考えていて

ひまな時は

レコードを聴いているか

SNS を書き込んでいるか

オーディオをいじくりはじめるか

言うなれば

ただの店番の

使えない小僧な

ただのおっさん

なので

やっぱり

なにものでもなく

ただの木下

ですね

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※写真は以前新聞に出回った手配写真

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2024-04-05

レコードを聴こう！

昨今はレコードブーム！

などとマスコミはうたうわけですが

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おおむね誰もが

スマホで聴くのが当世流

それでもちょっと

レコードで聴いてみようか

という人は

あくまで少数派の

一人前な変わり者

最近活躍されている人が

レコードを限定販売！

ともなると

聴ける聴けないに関わらず

今買っとかないと手に入らなくなる

とファンは買わされるシステム

どうせ買ったんなら

飾りっぱなしもなんなので

聴いてみたいかも

と

じゃあどんなオーディオを買えばいいのか

ネットで検索

するとピンからキリまで

とどっちが上だかわかりませんが

スマホで音楽が聴ける時代に

車が買えるような値段のものもござんして

というわけで

ざっくりした

オーディオ選びの巻と

ネットで10選20選

などとうたっているのは

スポンサーがらみだったりで

今どきの売れ筋を並べているだけなので

一瞥決めて

何を買うべきかは

聴く時代のレコード次第

それぞれの時代の

オーディオが最適

ですが

昔の音楽でも

今どきの再発盤なら

今のレコードなので

今のオーディオで聴くのが良く

ここでいきなり高級オーディオを新品で

という暴挙に出ず

まずはてきとうな中古から始めるのがベスト

昔のレコード盤を聴こうと思ったら

その時代のオーディオで

がいきなり名機と呼ばれるような

ヴィンテージオーディオなどに手を出しても

使いこなせるはずもないので

まずはお安く手頃なものを

ハードオフあたりで

こだわるかたは

遅かれ早かれ

どうせ買い替える事となるさだめなので

最初は気軽にお安く

お試しスタートするのが良く

いろいろな時代のレコード盤を

ざっくばらんに聴きたい方は

なやむ必要などなく

やはり今どきのオーディオを

ご予算に応じて選ぶのが良いかと

レコード盤も

見た目はいつでも代わり映えない

黒い円盤なのですが

それぞれの時代で

録音方法や録音機材

また製造方法など

様々な違いがあり

なので

鳴らし方も違えば

オーディオの向き不向きも

それぞれ違うので

とは言え

一様に聴きたいのであれば

そこそこの音でしか鳴らないものの

そこそこで聴けるので

今どきのそこそこのオーディオで

良いと思われ

こだわるかたは

こだわりに応じて

その都度

段階を経て

買い替えていけば良く

ややこしい事が

うじゃうじゃ待ち構えているので

そういった難題は

直面してから対峙する

ロールプレイングゲーム方式で

本当にこだわりだすと

当然の事として

オーディオだけでなく

お部屋そのものやら

電気から考える必要も

つまりは

生活そのものまで

変えていくような事にも

ですが

何はともかく

まずはさておき

とにもかくにも

買って鳴らして

楽しんでみる

それにつきると思う次第であります

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2024-04-03

愛着の向こう側

目まぐるしく変化する流行

追いかければせわしなく

いとまがないわけですが

子供の頃から

はまりやすく

ひとところで足踏みに余念なく

ラーメンは好きですが

あちこち食べ歩くわけではなく

ただただ気に入った

同じ店の同じ味だけを

食べ続けたいやからで

高校生くらいから

服装の趣味も変化なく

代わり映えなし

新しく欲しくなっても

以前に持っていたものと

かぶりまくりで

同じようなものばかりに

愛着があれば

革ジャンも

自らアジが出てくるも

やはり古着の魅力は強く

と言っても

いいサイズのものはお高く

かたちやヤレ感にこだわると

おのずと手の届かない存在に

20歳の時に買ったものも

10年着こむも

サイズ感に不満がつのり

袖を通す事もなくなり

40代はマイ再革ジャンブーム到来で

これでもかと言うほど

あれこれ着倒すも

身体はひとつポッキリにつき

結局数着を残して手放し

着やすさから

革ジャンならぬ

ビニジャンを

30年くらい前に購入

愛用するも

革とは違い

アジなど出る由もなく

愛着も薄まるも

着やすさから

使い勝手良く

便利さで出番が

愛着も一周すると

またそれなりに思えて来たり

そんなこんなで

3周くらいすると

愛着の向こう側的な

不思議な存在に

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ビニール素材でも

ややヤレても来て

これが革ジャンだったら

どれだけアジが出たろうと

f:id:rocknrollrecord:20240403170014j:image

とは言え

写真は映えを意識して

加工で盛り盛りの

嘘っぱちですが

そんなこんなで

またちょいちょい

袖を通してみると

お店の看板に

紛れそうな

看板迷彩と

なりに候

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2024-04-03

いとまのおともに　お茶の間に間に

SNS が何の略かも存じませんが

個人情報垂れ流しなんて

物騒なものは基本敬遠

お店を始める際に

重い腰を上げ

ツイッター

Facebookにインスタグラムと

苦手な登録をするも

あいかわらず要領を得ず

始めのうちは

とんちんかん続きで

お店の宣伝として

必須だと周りから助言されるも

右も左もわからぬゆえに

とりあえずは

レコードの紹介でもと

手軽なツイッターから

でインスタにコピーして

Facebookは自動で連動と

なので出だしは短めで

こんなレコードありますよー

的なところから

いざ開店すると

レコードのリストはないかと

と言われても

そんなたいそうな量でもなければ

かと言って

あれが聴きたいこれが聴きたい

と言われても

探し出せるような

整理上手な几帳面さどころかの

っぱなしが基本姿勢につき

丁重にご辞退申し上げ奉り横祭り

レコードの紹介もさておき

オリジナル盤だとか

モノラル盤だとか

そもそもあらためてレコードとは

なんてな話しやら

スピーカーやら

レコードの針やらな

そんな説明を

来店前に読んで来られたら

説明も省け

音の違いも

ご理解深まるかもな

一石二鳥になればと

もともと誰だとか

アルバムの内容など

ましてや感想めいた事など

偉そうに紹介するなど

はばかられる気持ちで

なのでレコードを紹介する体で

その実

なぜオリジナル盤か

とか

なぜモノラル盤か

とか

なので

その一文だけで成立するよう

以前の説明も

都度なぞる

一話完結が基本

となると

気がつけば

あれよあれよと

長文の道へと

当然

ツイッターでは

事足りず

インスタが基本となり

超簡潔にまとめてツイッターにと

手間が増し増しに

しかしふと気づけば

SNS とは

誰も遡ったり

掘り下げたりするのではなく

目の前に上がってきたものを

開くか見送るか

なのでと

同じ話しばかりで

針飛びレコードのようでは

誰もがうんざりするのでと

徐々に脱線すると

もはや

正体不明で

むだに長いだけの

無用の長物で

帯に短し襷に長し

語尾はおかしくためにもならず

文字はあやしく確かめもなく

音は届かず助けにならずで

個別の登録なしでも読め

ネット検索でひっかかりやすそうな

ブログならと

先祖返りするも

今どき当然なおさら

埋もれがちですが

見出しもあり

内容も散見され

さかのぼって見てみようと

そんなもの好きの変わり者には

便利かもと

f:id:rocknrollrecord:20240403161529j:image

内容が見いだせるものだけ

少々の手直しという名の

悪あがきも入れつつ

レコードとは

オリジナル盤とは

と言った話しやら

よりにもよって

ヴィンテージなものにまで

手を出した素人オーディオの

妄想的思いつきをかたちとし

変化していく音の変遷を

辿る事も

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ロックンロールレコード

~お茶の間に間に~

にて

いとまのおともに

お茶の間に間に

太郎次郎も

ごろうじろう

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にわとりとうしのしっぽ

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ただの木下です

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